【完全攻略】中古アーロンチェアの失敗しない選び方|サイズ(A/B/C)・仕様・購入前チェックポイントを徹底解説
「世界中のエグゼクティブやクリエイターが愛用する名作ワークチェア『アーロンチェア(Aeron Chair)』を一度は使ってみたい!でも新品だと20万〜30万円もして手が出ない……」そんな方に選ばれているのが、定価の半額以下から手に入る中古のアーロンチェアです。
しかし、アーロンチェアにはサイズ展開や背もたれサポートの種類、装備仕様など多様なバリエーションが存在します。自分の体格や作業スタイルに合わないものを選んでしまうと、せっかくの人間工学性能を十分に引き出せません。本記事では、中古オフィス家具専門店「トレタテ」のプロが、後悔しないアーロンチェアの選び方を徹底解説します!
1. アーロンチェアが「最高峰のワークチェア」と称される理由
アメリカの名門家具ブランド「ハーマンミラー(Herman Miller)」が1994年に発表したアーロンチェアは、それまでのウレタン素材のオフィスチェアの常識を覆した歴史的プロダクトです。
- ペリクル(メッシュ素材)による体圧分散と通気性:座面と背もたれに張り巡らされた独自メッシュが体圧を均等に分散し、夏場でも蒸れずに快適な座り心地を保ちます。
- キネマットチルト機構:足首・膝・腰の自然な関節の動きに連動し、身体に負担をかけずに前傾から後傾まで滑らかにリクライニングします。
- 驚異的な高耐久性:設計強度が極めて高く、中古市場でも10年以上快適に使い続けられる堅牢性を誇ります。
ハーマンミラーの家具コレクション一覧でも、圧倒的な人気を誇るフラッグシップモデルです。
2. 最重要!自分に合ったサイズ選び(A・B・Cサイズの違い)
一般的なオフィスチェアと異なり、アーロンチェアは背もたれの高さ調節機能がない代わりに、「A(スモール)」「B(ミディアム)」「C(ラージ)」の3サイズ展開となっています。サイズ選びを誤るとフレームが太ももに当たって痛みの原因になるため、体格に応じた慎重な選択が必要です。
| サイズ | 推奨身長 | 推奨体重 | 特徴と適した体格 |
|---|---|---|---|
| Aサイズ(スモール) | 〜160cm前後 | 〜55kg前後 | 小柄な女性やスリムな男性向け。座面奥行きが浅めで足つきが良い設計です。 |
| Bサイズ(ミディアム) | 160cm〜185cm | 55kg〜85kg前後 | 日本人の成人男性・平均体型の女性に最もフィットする標準サイズ。流通量も最多です。 |
| Cサイズ(ラージ) | 180cm以上 | 80kg以上 | 大柄な体格や筋肉質な方向け。座面幅・奥行きともにゆったりしています。 |
※背もたれ上部裏側のフレームに指を入れると、小さな突起(ドット)が「・(Aサイズ)」「・・(Bサイズ)」「・・・(Cサイズ)」と刻印されており、中古品でも簡単にサイズを確認できます。
3. 仕様の比較:ポスチャーフィット vs ランバーサポート
アーロンチェア(クラシックモデル)の腰部サポートには、大きく分けて2つの仕様が存在します。
① ポスチャーフィット(PostureFit)
背骨の土台である「仙骨・骨盤」を後ろから前へと支え、背骨が自然なS字カーブを描くようにサポートする機構です。前傾姿勢でのPC作業や長時間のタイピングに向いており、現代のデスクワーカーに最も支持されている仕様です。
② ランバーサポート(Lumbar Support)
腰椎(腰骨のカーブ部分)をパッドで直接支えるクラシックな仕様です。パッドの上下位置や厚み(裏返すことで厚さを変更可能)を調整できます。後傾姿勢でゆったり座りたい方に適しています。中古市場ではランバーサポート仕様のほうが割安に入手できる傾向があります。
4. 「フル装備」と「スタンダード」の違い
アーロンチェアには機能の有無によって以下のグレードがあります。
- フル装備(おすすめ!):リクライニング範囲設定、リクライニング硬さ調節に加え、「前傾チルト機能(座面を約5度前傾させて前のめりの集中姿勢をサポート)」および「可動肘(肘掛けの高さ・角度調節)」を搭載。
- スタンダード:前傾チルトがなく、肘掛けが固定タイプ(または上下のみ)の仕様。価格は安めですが、PC作業中心の方は前傾チルト付きのフル装備が断然快適です。
5. 中古アーロンチェア購入時の「5大チェックポイント」
中古で購入する際は、以下の機能と状態を必ず確認しましょう。
- ガス圧シリンダー昇降:座った際に勝手に下がらないか、レバー操作でスムーズに上下するか。
- ペリクルメッシュのテンション:メッシュにたるみ、ほつれ、破れがないか。
- 前傾チルト・リクライニングロックの動作:ワイヤーの固着がなく、レバーで確実に切り替わるか。
- アームレストの表皮状態:肘当てパッドにひび割れやベタつきがないか。
- フレームのキズ・ヒビ:体重をかけた際にきしみ音やフレームの歪みがないか。

